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エドモンドプログラミングスクール開業3ヶ月の実績公開!集客・収支・損益をFC実況中継で徹底解説

フランチャイズで学習塾やプログラミング教室を開業したいと考えている方にとって、実際の加盟店がどれくらい集客できて、いつ黒字化するのかは非常に気になるポイントです。今回は神奈川県川崎市高津区にある子ども向けプログラミング教室『エドモンドプログラミングスクール』三田校を運営する鈴木さんに、開業から3〜6ヶ月間の収支と集客の実態を伺いました。修士(収支表)を見ながらの実況中継形式でお届けしますので、開業を検討している方は数字の変化にぜひ注目してください。

エドモンドプログラミングスクールとは?川崎市高津区での開業概要

エドモンドプログラミングスクールは、Minecraft(マインクラフト)を教材に使った子ども向けプログラミング教室です。今回取材した三田校は神奈川県川崎市高津区にオープンし、取材時点でまだ開業から3ヶ月という非常にフレッシュな段階でした。子ども向け教育系フランチャイズは立地選定と地域特性の見極めが成功の分かれ道になるため、駅前や小学校周辺など、ターゲット層の生活圏に近いエリアを選ぶことが重要です。

エドモンドプログラミングスクールの開業場所と時期の説明
神奈川県川崎市高津区で2023年3月にオープンした三田校

開業前の準備費用と内訳を公開(1月:166万円)

開業前月にあたる1月の支出は166万円でした。内訳は広告宣伝費、周辺機器費、改装工事費、備品費などで、物件取得費(約70万円)はこの金額には含まれていません。つまり実際の開業初期費用は、この166万円に物件取得費を加えた額になる点は見落としがちなので注意が必要です。フランチャイズ本部から提示される「加盟金+初期費用」の説明だけでなく、物件契約に伴う敷金・礼金・仲介手数料も別枠で確保しておくことをおすすめします。

1月の準備費用166万円が記載された収支表
1月の開業準備費用は166万円、内訳は広告宣伝費・周辺機器・改装工事・備品費
物件取得費が別枠であることを示す説明
物件取得費70万円はこの166万円には含まれていない

無料体験会での集客戦略とMinecraftの反響(2月の実績)

オープン前の2月には、教室を開放して無料体験会を実施しました。1回あたり最大5名までという小規模開催ながら、1日3コマ×土日開催で15名前後を集客し、初期は30人弱もの参加希望が集まったといいます。集客手段はポスティングとビラ配りが中心で、ポスティングは約4万枚を配布し10数万円のコストをかけています。Minecraftというコンテンツの子どもへの訴求力が高く、体験会からの入会率は本部が目安とする50%を大幅に上回る80%前後に達したそうです。これは業界的に見ても非常に優秀な数字であり、初動の滑り出しの良さがその後の経営判断にも影響を与えています。

体験会参加者30人弱という具体的数字
無料体験会には初期で30人弱の参加があった
体験会からの入会率80%という驚きの実績
本部目安50%に対し、実際は80%前後の高い入会率を記録

オープン初月(3月)の売上と黒字化ラインの目安

正式オープンとなった3月の損益はマイナス14万円でした。この月は体験会からの流れで15名の生徒が入会しており、当初本部から示されていた黒字化の目安である生徒数20名まであと数名という位置につけています。開業初月からここまで数字を伸ばせるケースは決して多くなく、事前の無料体験会施策がしっかり効果を発揮した好例といえるでしょう。フランチャイズ開業では、オープン後に一気に集客するのではなく、オープン前からの仕込みが極めて重要だという点がこのデータからも読み取れます。

3月の損益14万円が表示される修士画面
3月の損益は-14万円、生徒数15名でスタート
20名で黒字転換する見込みが語られる場面
当初想定では生徒数20名前後で黒字転換の見込み

ポスティング集客の限界と4〜5月の伸び悩み

好調だった3月から一転、4月の損益はマイナス12万円、5月もマイナス13万円と伸び悩みが続きました。要因として挙げられたのは、同じデザインのチラシを繰り返し配布したことによる「もう見た」という反響の低下です。ポスティングは初動の認知獲得には強い一方、同一エリアへの反復配布では効果が急速に薄れる傾向があり、この事例はまさにその典型といえます。また5月は天候不良でビラ配りの予定日が実施できなかったことも数字の伸びを鈍らせた要因でした。集客チャネルは天候や季節要因にも左右されるため、複数の手法を並行して用意しておくリスク分散の発想が欠かせません。

4月の損益-12万円の表示
4月の損益は-12万円、ポスティング効果の減衰が顕著に
反響が落ちてきたという発言
同じチラシの反復配布で反響が目に見えて落ちてきた

ビラ配りの実践方法とマイクラ着ぐるみ集客のコツ

反響が落ちたポスティングに代わり、生徒の通う小学校前での直接ビラ配りに軸足を移しています。配布時にはマイクラのぬいぐるみを持ち、キャラクターTシャツを着用するなど「怪しくなく、しかし目を引く」工夫がされているのが特徴です。子どもたちがぬいぐるみに興味を持って自ら近寄ってくるため、通常のビラ配りよりもアプローチが自然に成立しやすいというメリットがあります。道路使用許可は1ヶ月あたり7日間まで取得可能で、近隣の小学校3校を順番に回るローテーションを組んでいるとのことです。ただし同じ担当者が繰り返し出向くと「またこの人か」と飽きられてしまうため、配布頻度やデザインの見直しも継続的な課題になっています。

ぬいぐるみを使った集客の様子
マイクラのぬいぐるみとキャラクターTシャツで子どもに親近感を演出
子どもが自ら寄ってくる反響の良さの発言
ビラ配りをしていても子どもの方から寄ってくる好反応

6月の集客状況とポスティング撤退の判断

取材時点(6月8日)での状況について聞くと、6月は梅雨の影響でビラ配りが思うように実施できず、さらにポスティング約20万枚を累計配布してもほとんど効果が出ていない状態だったといいます。半年が経過してもまだ単月での黒字化は達成できていませんが、鈴木さんは「行けます」と前向きな姿勢を見せていました。ポスティングという集客手法自体をいよいよ終了させる判断に至っており、投資対効果が薄れた施策を見極めて早期に切り替える経営判断のスピード感は、フランチャイズ運営において重要な資質のひとつです。

6月の実績がダメだったという発言
6月は雨の影響もありビラ配り・ポスティングともに苦戦
半年経過時点で赤字継続の状況説明
半年経過時点でまだ単月黒字は未達成、しかし手応えはある

タウンニュース広告という新たな集客施策と費用感

新たな一手として、7月には地域のお知らせ新聞「子どもタウンニュース」への広告出稿を予定しています。これは川崎市内の小学生一人ひとりに学校経由で配布される新聞で、事実上「全校児童にビラを配れる」に近いインパクトがある施策です。費用は当初15万円で契約したものの、値上げにより現在は同サイズでも17万円程度になっているとのこと。ポスティングのような広く薄い配布ではなく、確実に子どもの手元に届く媒体を選ぶことで、限られた広告予算の効果を最大化する狙いがうかがえます。

川崎市の小学生全員に配布される新聞広告の説明
子どもタウンニュースは川崎市の小学生全員に学校経由で配布される
広告費15万円という具体的なコスト提示
広告費は当初15万円、現在は値上げで17万円前後に

プログラミング教育業界の季節性と繁忙期の見極め方

教育業界全体には明確な季節性があり、年明けの1月から3月にかけては「子どもに次は何をさせようか」と検討する保護者が多く動く時期にあたります。逆にこの時期を過ぎると、夏休み明けまで新規入会の動きが鈍くなる傾向があるとされています。エドモンド本部からもこうした季節傾向のアドバイスを受けており、2月から早めに動き出したのはこの繁忙期を意識した戦略でした。ただし1年を通じて運営してみないと本当にどの月が強くどの月が弱いかは分からないため、今後もデータを蓄積しながら集客施策を調整していく方針です。

夏休み明けまで集客が厳しくなるという業界特性の解説
1〜3月が動きやすい時期、その後は夏休み明けまで厳しくなる傾向

生徒数の推移データと入会率100%だった月の背景

月次の生徒数推移は10名→15名→15名→18名と着実に増加しています。特に注目すべきは、ある月に体験会参加者3名に対して入会率100%を記録した点です。体験会参加者が少なかった月ではありますが、来場者全員が入会につながったというのは、体験会そのものの質の高さと、Minecraftという教材の訴求力の強さを裏付けるデータといえます。まだ大会などのイベント経由の集客効果は出ていないとのことですが、問い合わせは増えており、今後さらなる伸びが期待される状況です。

月次生徒数の推移グラフ(10→15→15→18名)
生徒数は10名→15名→15名→18名と右肩上がりに推移
入会率100%という驚きの数字
体験会参加者3名に対し入会率100%を記録した月も

講師採用の実態!プログラミング未経験でも活躍できる理由

講師採用は業務委託形式で行われており、塾講師経験者だけでなく「Minecraftが好き」という理由で応募してくる大学生も少なくないそうです。採用にあたって重視されるのは、プログラミングスキルよりも子どもたちに寄り添える人柄であるという点が印象的でした。これは本部が用意する学習システムが、動画教材を見ながら子どもが自分のペースで進め、詰まったときはヒントを与える程度のサポートで十分成立する仕組みになっているためです。実際に鈴木さん自身もプログラミング未経験ながら講師として教室に立つことがあるといい、フランチャイズならではの「本部システムに乗ることで専門知識がなくても運営できる」という強みがよく表れています。

業務委託での講師募集条件の説明
業務委託形式で講師を募集、塾講師経験者や大学生など様々な応募が
本部システムにより未経験でも指導可能という仕組み
動画教材とヒント形式の指導で未経験講師でも運営可能

人件費と教室運営コストの詳細(土日8コマ体制)

人件費は月あたりおおよそ4〜5万円で推移しています。教室は土日のみの開講で1日3〜4コマ、合計で週8コマ体制です。1コマの授業時間は1時間ですが、準備と後片付けにそれぞれ15分ほどかかるため、実際には1コマあたり1時間30分の稼働時間として講師に依頼しているとのことです。土日のみの限られた稼働時間で人件費を抑えながら運営できる点は、教育系フランチャイズの固定費コントロールのしやすさを示す好例といえるでしょう。

月4-5万円の人件費という具体的数字
人件費は月4〜5万円で推移、土日8コマ体制での運営

月謝・料金プランと平日開講による売上アップ戦略

生徒会費(月謝)は税込9,240円で、月2回の授業を受けられる権利になっています。毎週通いたい生徒向けには1回あたり1,640円の追加プランも用意されており、通塾頻度に応じて柔軟に単価を上げられる仕組みです。これまで土日のみの開講でしたが、「他の習い事で土日が埋まっている」という保護者からの問い合わせを受け、6月から水曜日にも3コマの開講を追加しました。習い事を複数掛け持ちする家庭が増えている今、開講日を分散させることで間口を広げ、平日通塾による単価アップも狙える戦略は、他業種のフランチャイズ開業者にとっても参考になる工夫です。

月謝9,240円と料金体系の説明画面
月謝は税込9,240円(月2回)、追加受講は1回1,640円
平日開講を決めた理由の説明
土日が埋まっている家庭向けに6月から水曜開講を追加

9月の半年経過時点での目標生徒数と今後の展望

開業から半年を迎える9月時点での目標は、生徒数25〜30名としています。夏休み期間中にどれだけ新規入会を積み上げられるかが今後の勝負になると見ており、季節性を踏まえた集客強化策がこれから本格化していく見通しです。ポスティングからの撤退、タウンニュース広告の導入、平日開講の追加など、開業3〜6ヶ月の短期間でも複数の施策転換を実行してきた点は、フランチャイズ経営における「小さく試して素早く修正する」姿勢の重要性を物語っています。

目標生徒数25〜30名という具体的な数値目標
9月時点で生徒数25〜30名を目標に、夏休みの集客が最大の勝負

今回の実況中継からは、開業初期の無料体験会施策の重要性、ポスティングの効果減衰と代替施策への切り替えタイミング、そして講師採用や料金プランの柔軟な設計まで、教育系フランチャイズ開業のリアルな試行錯誤が見えてきました。まだ単月黒字には届いていないものの、生徒数は着実に増加しており、季節性を味方につけられれば秋以降の伸びも期待できそうです。プログラミング教室のフランチャイズ開業を検討している方は、今回のようなオープン後の集客施策の変遷や損益データを参考に、自分のエリアでの集客戦略を具体的にイメージしてみてください。