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ナユタスFC収支を実況で徹底解説|川崎港店オーナーが語る黒字化とロイヤリティの実態

ナユタスFC収支を実況で徹底解説|川崎港店オーナーが語る黒字化とロイヤリティの実態

フランチャイズでの独立開業を検討している方にとって、実際に加盟したオーナーの生の収支データほど参考になる情報はありません。今回ご紹介するのは、ボイストレーニングとダンスのマンツーマンレッスンを提供するFC『ナユタス』川崎港店を経営する山下オーナーの実況企画です。開業からわずか4ヶ月で黒字化を達成した一方、翌月には売上が減少するなど、リアルな経営の波が語られています。ロイヤリティの仕組みや加盟金の推移、複数店舗展開の戦略まで、これから独立を考える方に役立つ情報を余すことなく解説します。

ナユタスとは?ボイトレ・ダンスのマンツーマンレッスンFCの仕組み

ナユタスは、ボイストレーニングとダンスのマンツーマンレッスンを主軸としたスクール型のフランチャイズビジネスです。本部は飯田社長が率いる会社で、通いやすさとマンツーマン指導によるきめ細やかなレッスンが特徴とされています。個人向けのレッスン需要は音楽・エンタメ系の習い事市場の中でも根強く、初期投資に対して比較的安定した収益モデルを組みやすい業態だといえるでしょう。

今回登場する山下オーナーは、川崎港エリアで2024年1月に1号店をオープンしました。フランチャイズの中には店舗物件や設備投資が重くなる業態も多い中、ナユタスはレッスン教室という性質上、比較的コンパクトな運営から始められる点も特徴のひとつです。動画内では月次の入出金ベースの数字がそのまま公開されており、開業初期のリアルな数字の動きを追うことができます。

ナユタスの事業内容を説明するシーン
ボイトレ・ダンスのマンツーマンレッスンFC『ナユタス』の概要説明

開業1〜2月目の収支実績|赤字幅と積み上げモデルの考え方

2024年1月にオープンしたナユタス川崎港店の初月実績は、売上5万円に対して利益はマイナス8万7000円でした。翌2月は売上40万円に対して利益はマイナス12万円と、赤字幅はむしろ拡大しています。一般的に赤字が広がると不安になりがちですが、山下オーナー自身は『積み上げ型のビジネスモデルなので、焦る必要はない』と冷静に受け止めていました。

ナユタスのようなレッスン系ビジネスは、生徒が徐々に加入していくストック型の収益構造を持っています。開業直後は固定費が先行し、生徒数が追いつくまでは赤字が続くのが自然な流れです。重要なのは赤字そのものよりも、想定していたペースで数字が推移しているかどうかという点です。動画内でも『予定通り、むしろ若干いいくらい』と評価されており、事前の事業計画とのズレをチェックする姿勢が伝わってきます。

1月と2月の売上利益を示すテロップ
開業初期は赤字が続くが積み上げモデルとして想定内という説明

3月の収支と先払いシステムによる売上変動の仕組み

3月の実績は売上40万9000円に対して利益はマイナス24万円と、赤字幅がさらに広がりました。数字だけを見ると悪化しているように見えますが、ここにはナユタス特有の『先払いシステム』が関係しています。2月前半に多くの生徒が入会した結果、2月分と3月分のレッスン料がまとめて計上されるタイミングのズレが生じ、5万円から40万円へと急激に売上が跳ね上がったのは実は2月の成果だったという説明がなされています。

つまり3月の数字は、実際に在籍している生徒数に見合った売上に落ち着いた状態であり、見た目ほど悪化したわけではないということです。反面費(講師への報酬など)は大きく変わらず、講師の稼働が少しずつ増えてきたことで教室運営もスムーズになってきたとのこと。また、講師との関係構築のために食事会を開くなど、コミュニケーション面への投資も行われている点が印象的です。

3月の売上利益を示すテロップ
3月は赤字幅が拡大したように見えるが実態は入金タイミングのズレ
先払いシステムの説明シーン
先払いシステムにより月ごとの数字にズレが生じる仕組みを解説

開業4ヶ月目で黒字化!ロイヤリティ発生ラインと料率の変化

4月に入り、売上83万円に対して利益は2万円と、ついに黒字化を達成しました。1月はほぼ稼働がなかったことを踏まえると、実質3ヶ月ほどで黒字転換したことになります。これも2月に多くの生徒が加入した効果が表れた形で、積み上げモデルの成果が数字として現れ始めたタイミングといえるでしょう。

この4月はもうひとつ大きな転機がありました。生徒数が20名を超えたことで、ロイヤリティの支払いが初めて本格的に発生したのです。ナユタスのロイヤリティは売上の15%からスタートし、生徒数が増えるほど料率が下がっていく仕組みになっています。具体的には100件を超えると1%下がり、150件、200件、250件、300件と段階的に料率が下がっていき、300件を超えると10%まで下がるとのことです。つまり生徒数が少ない20〜30名台のタイミングがもっとも料率負担が重い時期であり、そこを乗り越えられるかが経営の分岐点になります。4月末時点での生徒数は38名でした。

4月の売上利益と黒字化を示すテロップ
開業4ヶ月目で初の黒字化を達成
ロイヤリティ発生条件の説明シーン
生徒数20名を超えるとロイヤリティが発生する仕組み
生徒数増加によるロイヤリティ率低下の図解
生徒数が増えるほどロイヤリティ料率は段階的に下がる

5月に売上減少?ダブル加算の反動と入会数の実態

黒字化に成功した勢いのまま進むかと思われた5月ですが、結果は売上80万9000円に対して利益はマイナス5万円と、再び赤字に転落しました。要因として挙げられたのが、4月にダブル加算(月をまたいだ入金)が重なっていた反動と、単純に新規入会数が伸び悩んだことです。実際、5月は開業以来もっとも入会数が少ない月になってしまったとのことでした。

5月末時点の生徒数は43名で、退会者も3名発生しており、純増としてはほぼ横ばいの状態でした。通常は月1〜2名程度の退会を見込んでいるとのことですが、この月はやや多めだったようです。広告費については毎月一定額をリスティング広告のみに投下しており、SNSなど他媒体は現状使っていないとのこと。エリア特性上、Web広告のほうが費用対効果が高いという判断のもと、集客チャネルを絞り込む戦略がとられています。

5月の売上利益を示すテロップ
4月の反動と入会数減少により5月は再び赤字に
退会人数と純増数の説明シーン
5月は退会が3名発生し純増はほぼ横ばいだった

損益分岐点は生徒50名!利益安定化の目安と広告戦略

今後の見通しとして語られたのが、生徒数50名が損益分岐点になるという目安です。50名を超えてくれば、月々の利益が安定して10万円以上出せる状態に近づいていくとのこと。5月末時点で43名まで来ているため、あと一歩のところまで来ている状況といえます。

一方でダブル加算のような入金タイミングのズレは、あくまで会計上の見え方の問題であり、本質的な経営状態には影響しないという冷静な視点も示されていました。集客については前述の通りリスティング広告に絞り込む方針を継続しており、狙ったターゲット層に対して十分な集客ができているという実感があるため、無理に広告媒体を増やす予定はないとのことです。

損益分岐人数50名の発言シーン
生徒数50名が利益安定化の目安になるという見解
リスティング広告のみという集客戦略の説明
集客はリスティング広告一本に絞り込む方針

加盟金は170万円→300万円に高騰?エリア確保と複数店舗展開の戦略

興味深いのが加盟金の推移です。山下オーナーが加盟した当初の加盟金は170万円でしたが、現在は300万円程度まで上昇しているとのこと(この金額については本人も『正確な情報かは確認してほしい』と留保をつけています)。人気フランチャイズほど加盟金が上昇していく傾向があり、実績が積み上がるほど本部側も強気の価格設定ができるようになるという典型的な構図が見て取れます。

また、エリア確保についても『いいエリアはすでに100エリア以上押さえられている』という情報が語られ、出店自体はまだ50店舗程度でも、契約ベースでは倍近いエリアが確保されている状況だといいます。山下オーナー自身も新たに3店舗分のエリアを追加取得しており、都内1店舗に加え、福岡の天神と北九州にも出店予定とのこと。あえて地理的に離れたエリアを選ぶ理由として、関東圏内でのカニバリゼーション(自社競合)を避け、ポートフォリオ的にリスクを分散させる狙いがあると説明されていました。

エリア権利金・加盟金の金額説明シーン
加盟金は170万円から300万円程度まで上昇したとの情報
福岡・北九州など出店エリア戦略の説明
関東圏との競合を避け福岡・北九州へ出店するエリア戦略

投資回収は何年?川崎店オーナーが語る採算ラインのリアル

気になる投資回収の見込みについて、山下オーナーは川崎港店で約2.5年での回収を想定していると語っています。初期投資は約1000万円かかっており、この金額規模に対して2.5年という回収期間は『若干辛めに見た数字』であり、本来はもう少し早く2年程度で回収できるのが理想的だとのコメントもありました。

300万円という加盟金の水準について、150万円台で加盟した自身の感覚からすると高く感じる一方、実際の営業利益やここまでのサンプルデータを踏まえれば、投資回収の観点から見て『それほど高くはないかもしれない』という見方も示されていました。加盟金は単体で高い・安いを判断するのではなく、想定される月次利益や損益分岐点までの期間と合わせて総合的に判断する必要があるという、独立開業を検討する方にとって参考になる考え方だといえるでしょう。

投資回収年数2.5年の発言シーン
初期投資約1000万円に対し投資回収は2.5年を想定

フランチャイズ経営で苦労する点|講師マネジメントとコミュニケーションの重要性

加盟後にもっとも大変な点として挙げられたのが、講師陣のコントロールとマッチング、そして前向きに働いてもらうためのモチベーション管理です。山下オーナー自身も定期的に現場に顔を出すなど、講師との距離感には気を配っているとのことでした。コミュニケーションを取らなさすぎるのも良くないが、取りすぎることで馴れ合いが生まれるリスクもあるため、そのバランス感覚が経営者としての腕の見せ所だと語られています。

ナユタスは生徒・講師とのやり取りの多くがLINEをベースにしており、テキストだけでは細かいニュアンスが伝わりにくい場面もあるため、対面や電話でのコミュニケーションを織り交ぜる工夫が必要だといいます。5月からは基本的な問い合わせ窓口を本部側の従業員が担当するようになり、対応漏れが起きないよう注意しているとのことです。また、問い合わせから体験レッスンへの誘致率にはかなりこだわっており、目標率を下回ったことは一度もないとのこと。スピード対応を徹底することが、成約率を高める鍵になっているようです。

LINE中心のやり取りとコミュニケーションの課題説明
LINEでのやり取りが中心だからこそ対面・電話でのフォローも重視
問い合わせ対応の実務体制の説明
問い合わせから体験誘致までのスピード対応にこだわる姿勢

まとめ|ナユタスFC加盟を検討する方へのポイント

今回の実況企画からは、開業初期の赤字が想定内であること、先払いシステムによる月次の数字のブレに惑わされないこと、そして生徒数20名前後がロイヤリティ負担のピークになることなど、加盟前には見えにくいリアルな経営の実態が数多く語られました。損益分岐点となる生徒数50名という具体的な目安も、これから加盟を検討する方にとって事業計画を立てる際の重要な参考値になるはずです。

また、加盟金が170万円から300万円へと上昇している点や、人気エリアがすでに多数押さえられている点は、フランチャイズ加盟を検討するなら情報収集と決断のスピードが重要であることを示しています。一方で、投資額の大小だけで判断せず、投資回収年数や損益分岐点までの期間を総合的に見て判断する姿勢は、業態を問わず独立開業を検討するすべての方に参考になる視点でしょう。ナユタスへの加盟に興味がある方は、まず概要欄などから資料請求や問い合わせを行い、実際の収支データや店舗運営の実態について直接確認してみることをおすすめします。

オーナー紹介と応募案内の締めシーン
ナユタス川崎港店オーナー・山下さんによる実況企画のまとめ