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おウチdeお肉フランチャイズは儲かる?トップオーナーの月次売上・利益を徹底解説

おウチdeお肉フランチャイズは儲かる?トップオーナーの月次売上・利益を徹底解説

無人冷凍販売所ビジネスとして注目を集める『おウチdeお肉』。フランチャイズでの独立開業を検討している方にとって、実際にどれくらい儲かるのか、初期費用はどの程度かかるのかは気になるところだと思います。今回は『フランチャイズ探偵団』に、おウチdeお肉で売上トップクラスに位置するオーナー・高田さんが登場し、リアルな月次利益データや店舗運営の工夫について語ってくれました。本記事では、その内容を独立開業検討者向けにわかりやすく整理してお届けします。

おウチdeお肉フランチャイズとは?売上トップクラスオーナーに直撃

『おウチdeお肉』は無人冷凍販売所という業態のフランチャイズで、近年地方を中心に店舗数を増やしている注目ブランドです。今回登場した高田さんは、加盟オーナーの中でも売上トップ5クラスに入るとされる実力者で、番組内では『紙3』というニックネームでも呼ばれていました。以前の放送でギフト系フランチャイズのオーナーが厳しい赤字状況を語っていたこともあり、今回はお肉系フランチャイズの好調事例として比較的リアルな数字が公開される貴重な機会となりました。

フランチャイズ探偵団の番組タイトルとゲスト紹介テロップ
番組冒頭で紹介された、おウチdeお肉トップオーナーの高田さん

おウチdeお肉の月次利益推移をリアルデータで公開

高田さんが公開した利益データによると、直近の月次利益は57万円、80万円、70万円、70万円、53万円、40万円、26万円、20万円という推移でした。前月比では黒字を維持しているものの、全体的には徐々に下降傾向にあることが見て取れます。本人も「毎月毎月必ず下がっている」ことに対して、少し怖さを感じていると率直に語っていました。

この下降傾向を食い止めるために欠かせないのが広告投資です。高田さんの店舗では毎月のように広告を出稿し、金額は7万円から10数万円程度をかけているとのこと。無人販売所という業態は地方ではまだ珍しく、広告によって「行ってみようかな」というきっかけを作ることがリピーター獲得や新規集客につながっていると分析していました。逆に、広告費をかけていない店舗はお肉業態全体でも少ないという指摘もあり、集客における広告の重要性がうかがえます。

月ごとの利益推移を示す数値表
直近数ヶ月の月次利益推移。緩やかな下降傾向が見える
広告費7万〜10数万円という発言シーン
毎月の広告費は7万円〜10数万円程度をかけているという

初期費用560万円と投資回収シミュレーション

フランチャイズ開業を検討する上で最も気になるのが初期費用と回収期間ではないでしょうか。高田さんの店舗では、在庫費用を含めた初期費用が560万円だったと明かされました。家賃は7万円程度で、地方・郊外エリアでの出店であることも影響しているようです。

粗利の合計は420万円ほどとなっており、在庫に投資している分を加味すると460万円前後まで積み上がっているとのこと。この状況から、開業から向こう1年以内での投資回収を目標にしており、残り5ヶ月ほどで利益が50万円積み上がれば「損をしない」状態に到達できる計算になります。決して楽観的な数字ではありませんが、着実に回収ラインへ近づいている様子が伝わってきます。

初期費用560万円と在庫込み金額の内訳を説明する場面
初期費用は在庫込みで560万円。家賃は7万円ほど
1年以内の投資回収目標を語るシーン
向こう1年以内での投資回収を目指しているとのこと

他店舗との違い:小さなPDCAとポップ作りへのこだわり

他のお肉系フランチャイズ店舗と比較して何が違うのかという質問に対し、高田さんは「小さなPDCAを回し続けていること」を挙げていました。新商品が入荷したら、その都度きちんとポップを作成して案内を出し、SNSのストーリーで入荷情報を発信し、セール時には事前に予告を出すなど、地味だけれど継続的な情報発信を徹底しているといいます。特別なことをしているわけではなく、「やれることを漏れなくやり続けている」という印象を持たせる運営スタイルが強みのようです。

実際に店舗の様子を見ると、冷凍庫の壁面にポップがびっしりと貼られており、他店舗との違いが一目でわかるレベルだったといいます。特に苦戦しやすいとされる馬刺しについては、写真を大きく掲載し壁面にポップを配置することで高級感を演出し、「美味しい馬刺しなんだ」という印象づけに成功しているとのことでした。商品ラインナップを固めた上で広告を打つべきというアドバイスも、開業検討者にとって参考になるポイントです。

冷凍庫の壁面にポップを貼っている店舗写真
冷凍庫の壁面にはポップがびっしりと貼られている
馬刺しの見せ方で高級感を演出する説明シーン
馬刺しは写真とポップで高級感を演出する工夫がされている

看板商品戦略:馬肉ユッケ・餃子・ハンバーグの価格設定術

高田さんの店舗で特に人気なのが馬肉ユッケ、お肉の餃子、ハンバーグの3商品です。馬肉ユッケだけを買いに来るリピーターも多いとのことで、売価は600〜700円程度、原価は約320円という数字が明かされました。値下げをせず、むしろ他店より100〜200円高い価格設定をしている商品もあるとのことですが、それでもしっかり売れていくのは、見せ方や商品力への自信の裏付けだと言えるでしょう。

リピーター獲得のために安売りをしているのではないかという質問に対しては、基本的に値下げはせず、月1回程度ハンバーグを半額にするキャンペーンを行う程度だと回答していました。安易な値下げに頼らず、フック商品としての魅力をしっかり作り込むことがリピーター獲得の鍵になっているようです。またアイスの品揃えについては、単価アップと滞在時間の延長を狙って冷凍庫を増設し、種類を4種類から6種類に増やす予定だと語られていました。

馬肉ユッケの売価と原価の比較数値
馬肉ユッケは売価600〜700円、原価約320円という数字
値下げせず強気価格を維持する戦略発言
安売りに頼らず、価格は強気に設定しているという
アイスの品揃え拡大理由の説明
単価向上と滞在率向上を狙いアイスの品揃えを拡大予定

SNS集客とインスタフォロワー数のリアル

SNS運用についても具体的な数字が公開されました。高田さんのインスタグラムフォロワー数は1570人ほどで、ストーリーの閲覧数は平均500件程度とのこと。フォロワー数自体は業界内で見ても特別多いわけではありませんが、閲覧数がしっかりと稼げていることから、地域内での認知度の高さがうかがえます。無人販売所という業態はまだ目新しさがあるため、フォロワー数以上にストーリーでの継続的な情報発信が集客に効いている可能性が高いといえるでしょう。

インスタフォロワー数とストーリー閲覧数の比較
フォロワー数は1570人、ストーリー閲覧数は平均500件ほど

地方立地が有利な理由:人口9万人エリアでの集客成功例

高田さんの店舗がある地域の人口は約9万人。人口10万人以下のエリアが無人販売所には向いているのではないかという見解が示されました。地方特有の事情として、休日に出かける場所の選択肢が少なく、イオンなど大型商業施設に人が集中しやすいという背景があります。逆に言えば、そうした地域に新しい店舗ができると、目新しさから一気に人が集まりやすいというメリットがあるのです。

都心部やロードサイドに競合店が多いエリアと異なり、地方では「今日はどこに行こうか」という選択肢自体が限られているため、SNSで話題になった新店舗に人が流れ込みやすい構造があります。この点は、出店エリアを検討する際の重要な判断材料になるでしょう。

人口9万人という立地条件の発言
出店エリアの人口は約9万人。10万人以下が狙い目という見解も
イオン・地域商業施設との競合比較トーク
地方では休日の行き先が限られるため新店舗に人が集まりやすい

立地・ポップ・集客、開業前に最も重視すべきポイント

「立地・ポップ・集客の中でどれが最も重要か」という核心的な質問に対し、高田さんは開業前であれば間違いなく立地が最重要だと即答していました。ポップ作りや集客施策はあとから改善できますが、立地は一度決めてしまうと簡単には変えられません。だからこそ、開業を検討する段階では立地選定に最も時間と労力をかけるべきだというアドバイスは、これから独立を目指す方にとって非常に実践的な指針となるはずです。

開業前は立地が最重要という核心発言
開業前に最も重視すべきは立地であると明言

平日と休日の売上格差、都心店舗との比較

地方店舗特有の課題として、平日の売上の伸び悩みも挙げられました。高田さんの店舗では平日の売上が2〜3万円程度なのに対し、土日は6万円前後まで伸びるとのことで、約2倍以上の差があるといいます。一方で都心部の店舗、たとえば東京・秋津にある店舗はオープン後わずか数ヶ月で高い知名度を獲得し、平日の単価も上げやすい傾向にあるとのこと。人口の多いエリアほど平日の集客力が強く、地方エリアは土日型の売上構造になりやすいという構造的な違いが浮かび上がりました。

平日と土日の売上倍率データ
平日2〜3万円に対し、土日は6万円前後まで売上が伸びる

売上ダウンの失敗談と今後の巻き返し施策(ガラポンイベント)

好調な数字が続く一方で、6月は過去最低の売上となってしまったという反省も語られました。原因はレジトラブルや在庫切れで、餃子やハンバーグといった看板商品を切らしてしまったことが響いたとのことです。人気商品の在庫管理は無人販売所運営における永遠の課題であり、発注のタイミングを見誤ると一気に売上を落とすリスクがあることがよくわかるエピソードでした。

この巻き返し策として、7月には店頭で大きなイベントを実施する予定だといいます。1500円以上購入した方を対象にガラポン抽選を行い、当たればお肉が1個無料になるという企画で、イオンなどの大型商業施設で行われる集客施策を意識した取り組みとのこと。子連れ層の来店を促し、地域での話題性を作ることを狙っているようです。番組では今後の結果報告にも期待が寄せられていました。

6月の過去最低売上と在庫切れトラブルの反省発言
6月はレジトラブルや在庫切れが響き過去最低売上に
ガラポン企画イベントの具体的内容説明
7月に実施予定のガラポン抽選イベントで巻き返しを狙う

まとめ:おウチdeお肉フランチャイズで成功するための条件

今回のトーク内容から見えてきたのは、おウチdeお肉のような無人販売所フランチャイズで成功するためには、立地選定、地道なポップ作りや情報発信の継続、看板商品の価格戦略、そして継続的な広告投資という複数の要素をバランスよく積み重ねる必要があるということです。特別な必殺技があるわけではなく、当たり前とされる施策を毎月コツコツ積み上げていく姿勢こそが、トップクラスの成績につながっていると言えるでしょう。

一方で、月次利益が徐々に下降している事実や、在庫トラブルによる売上急落など、フランチャイズ経営には常にリスクと隣り合わせの側面があることも見逃せません。高田さん自身も「一気に稼げる誘惑と戦いながら経営している」と語っており、地道な運営努力を続けながらも、常に売上変動への不安と向き合っている実情が伝わってきました。これから独立開業を検討する方は、今回の実例を参考に、立地選定と初期の店舗作りにしっかり時間をかけることをおすすめします。

経営の誘惑と戦いながら続けるという締めの発言
一気に稼げる誘惑と戦いながらの経営が続いているという