フランチャイズ探偵団|フランチャイズ比較・独立開業メディア

【2023年】フランチャイズチャンネルショーin大阪潜入レポート|人気FC11ブランドの最新店舗数・収益事情

【2023年】フランチャイズチャンネルショーin大阪潜入レポート|人気FC11ブランドの最新店舗数・収益事情

フランチャイズでの独立開業を検討している方にとって、実際にブランド担当者やオーナーの生の声を聞ける展示会は貴重な情報収集の場です。今回は大阪で開催された『フランチャイズチャンネルショーin大阪』の潜入レポートをお届けします。東京開催に続く大阪会場では、どんなブランドが出展し、どんな最新情報が飛び出したのか。実際に会場を回りながら聞いた各ブランドの店舗数や収益状況、開業を考えるうえで参考になるポイントを、独自の視点でまとめました。

本記事では、クラフトビール専門店からダンススクール、フィットネスジム、ネイルサロン、プログラミングスクールまで、業種の異なる11ブランドの最新情報を一つずつ紹介していきます。すでに気になるブランドがある方も、まだ何も決めていない方も、実際の店舗数や収益の伸び方を知ることで、自分に合ったフランチャイズ選びのヒントが見つかるはずです。

フランチャイズチャンネルショーin大阪とは|イベント概要と会場の様子

フランチャイズチャンネルショーは、フランチャイズ本部と独立開業を検討する個人が直接顔を合わせられる展示会形式のイベントです。東京会場に続いて開催された大阪会場は、撮影クルーが到着した時点ですでに閉場間際というタイトなスケジュールながら、多くのブースが最後まで賑わいを見せていました。

会場には飲食、美容、フィットネス、教育、エンタメ系など幅広い業種のフランチャイズ本部が出展しており、それぞれのブースでは担当者やすでに加盟しているオーナーが直接来場者の質問に応じる形式が取られていました。展示会型のイベントは、資料だけでは分からない「本部の雰囲気」や「サポート体制のリアルな温度感」を確認できる点で、開業希望者にとって非常に有益な機会だといえます。

フランチャイズチャンネルショーin大阪の会場全景
東京開催に続き大阪でも開催されたフランチャイズチャンネルショーの会場の様子

パーフェクトビアのフランチャイズ|クラフトビール専門店が直営・FC合わせて11店舗に拡大

最初に紹介するのは、クラフトビール専門店『パーフェクトビア』です。一般的なキリンビールなどを、注ぎ方や温度管理にこだわることで最大限に美味しく提供するというコンセプトが特徴で、来場者からも高い関心を集めていました。運営者の桑田さんが立ち上げたこのブランドは、現在直営3店舗・FC8店舗の合計11店舗まで拡大しており、来月には埼玉県内にも新店舗がオープンする予定だと明かされていました。

直営店舗が一定数存在することは、フランチャイズ選びにおいて安心材料の一つになります。本部が自ら店舗運営のノウハウを蓄積し、そのオペレーションをFCオーナーに共有できる体制が整っているかどうかは、開業後のサポート品質を左右する重要なポイントです。クラフトビール市場は近年じわじわと拡大しており、飲食業態の中でも比較的参入しやすいジャンルとして注目されています。

パーフェクトビアの店舗数について語る担当者
直営3店舗・FC8店舗、合計11店舗まで拡大したパーフェクトビア
パーフェクトビア埼玉出店情報
来月には埼玉県への新規出店も予定されている

リリアダンスアカデミーと豚咲(トンザキ)|初のフランチャイズオーナー誕生の裏側

続いて紹介されたのは、ダンススクール『リリアダンスアカデミー』と、から揚げ専門店『豚咲(トンザキ)』のブースです。豚咲は来月に愛知県岡崎市でオープン予定とのことで、ちょうどこのタイミングで初めてのフランチャイズオーナーが誕生したという嬉しい報告がありました。

「ビジネスモデルは良いはずなのに、なかなか加盟希望者が集まらない」という声もあったそうですが、地道な情報発信を続けた結果、ついに一号店となるオーナーが決まったとのこと。フランチャイズは立ち上げ当初、実績となる加盟店舗が少ないことがネックになりがちですが、逆に言えば早期に加盟することで好立地を確保しやすい、本部からの手厚いサポートを受けやすいといったメリットもあります。新規ブランドへの加盟を検討する際は、こうした「初期加盟のメリット・デメリット」を天秤にかけて判断することが大切です。

初フランチャイズオーナー登場のシーン
豚咲(トンザキ)にとって記念すべき初のフランチャイズオーナーが誕生

JPCスポーツの実験店舗レポート|開業1年目の収支と客足の実態

スポーツ関連フランチャイズを展開するJPCスポーツのブースでは、前回同様に多くの来場者が面談ブースに列をなしていました。現在の店舗数は15加盟店・7事業会社という規模まで拡大しており、加盟店の中にはすでに満席状態になっている店舗も出てきているとのことです。

特に注目したいのは、想定していた月間1名以上のペースで会員数が順調に増えているという報告です。ただし担当者は「1年目の事業自体がテスト期間のようなもので、初年度の利益はそれほど大きくない」と正直に説明していました。これはフィットネス・スクール系ビジネスに共通する傾向で、会員数が安定するまでには一定の助走期間が必要になります。実験店舗として2年目以降の収支をきちんと公開していく姿勢は、開業を検討する側にとって信頼material判断材料になるはずです。

JPCスポーツの店舗数データ
15加盟店・7事業会社まで拡大したJPCスポーツ
実験店舗の収支を公開する場面
1年目は投資期間、2年目からの収益改善に期待という説明も

ハートネイルのフランチャイズ戦略|店舗数日本一からさらに300店舗を目指す理由

ネイルサロンのフランチャイズとして店舗数日本一を誇る『ハートネイル』は、今回のイベントでも安定した人気を見せていました。すでに圧倒的な店舗数を持ちながらも、目標として掲げているのはさらに上の「300店舗」というラインです。

担当者は、単純に店舗数を増やすことよりも「既存店舗がしっかり儲かっているかどうか」を重視していると説明していました。新規出店を急ぎすぎて既存オーナーの収益が圧迫されては本末転倒だという考え方は、フランチャイズ本部として非常に健全な姿勢だといえます。また、複数店舗を運営する「メガフランチャイジー」と呼ばれるオーナーの存在も紹介されており、1月から8店舗をオープンさせる予定だという情報も飛び出していました。本部の右腕として新規オーナーの研修にも携わっているとのことで、こうした複数店舗展開オーナーの存在は、ブランドの成長力を測る一つの指標になります。

ハートネイルの目標店舗数300店舗について語る場面
既存店舗の収益性を見極めながら300店舗を目指すハートネイル
メガフランチャイジーの存在が明かされる場面
1月から8店舗オープン予定というメガフランチャイジーの存在も紹介された

カットバセボールアカデミーとは|プロ野球選手監修のバッティング専門FC

やや変わり種として注目を集めていたのが、プロ野球選手が監修するバッティング専門スクール『カットバセボールアカデミー』です。少年野球や部活動の技術向上ニーズに応える形で展開されており、実際に加盟しているオーナーは「想像以上に真剣に話を聞いてくれる来場者が多かった」と手応えを語っていました。

印象的だったのは、このオーナーが2時間睡眠というハードスケジュールの中でイベントに参加していたというエピソードです。慣れない展示会での接客や緊張から大量の汗をかきながらも、最後までブースに立ち続ける姿勢からは、フランチャイズ経営に懸ける本気度が伝わってきました。野球人口の裾野が広い日本において、専門性の高い技術指導系フランチャイズは、地域密着型のビジネスとして根強い需要が見込めるジャンルです。

2時間睡眠で来場したオーナーの様子
ハードスケジュールをこなしながらもブースに立ち続けたオーナー
他のFC運営者からコメントを受ける場面
他ブランドのスタッフからも励ましのコメントが飛ぶ和やかな一幕

アマゾネス(女性専用ジム)フランチャイズ|浸水被害と本部サポート体制の実態

ダイエット特化型の女性専用24時間ジム『アマゾネス』は、今回の展示会でも大きな存在感を見せていました。現在の店舗数は全12店舗まで拡大しており、女性オーナー自身が店舗運営に携われる点が大きな特徴として紹介されていました。一般的にこの手のジムは男性オーナーが店舗内に立ち入れない仕組みになっていることが多いため、女性オーナーであれば自ら現場に入って運営できるというのは大きなメリットです。

一方で印象的だったのは、浸水被害という予想外のトラブルについての話です。すでに5店舗が水害に遭っているとのことで、その際は本部がキャッシュアウトで修理費用や内装工事費を負担する仕組みになっているといいます。オーナーにとっては精神的な負担が大きい出来事ですが、本部が持ち出しで対応してくれる体制があることは、加盟を検討するうえで安心材料になるポイントです。フランチャイズ選びでは、こうした「非常時の費用負担ルール」を事前に確認しておくことが非常に重要です。

アマゾネスの店舗数12店舗という規模拡大
全12店舗まで拡大したアマゾネス
浸水被害時の本部対応について説明される場面
浸水被害時は本部がキャッシュアウトで修理費用を負担する仕組み

3Dホームスタジオのフランチャイズビジネス|写真1枚から3Dフィギュアを作る新業態の収益率

一風変わった新業態として注目を集めていたのが『3Dホームスタジオ』です。写真1枚から立体的な3Dフィギュアを作成できるというユニークなサービスで、実際に来場者の顔をその場でスキャンし、リアルなフィギュアデータとして再現するデモンストレーションが行われていました。

気になる収益モデルについては、フィギュア1体あたりの販売価格は1万1000円程度、利益率は60%と非常に高水準であることが紹介されていました。真面目に運営すれば月20〜30個の販売が見込めるとのことで、在庫リスクの少ない受注生産型ビジネスとして注目度の高い業態です。1号店は11月頃にオープン予定とのことで、今後の展開次第では新しい趣味・エンタメ系フランチャイズの選択肢として広がっていく可能性があります。

3Dフィギュアのデモンストレーション画面
写真1枚からその場で3Dフィギュアデータが再現されるデモ
3Dホームスタジオの収益モデルについて説明される場面
利益率60%、月20〜30個の販売を見込む3Dフィギュアビジネス

全品39円の唐揚げFC|大阪出店の反響と全国22店舗への拡大戦略

全品39円という驚きの低価格を打ち出す唐揚げ専門店のフランチャイズも、大阪会場で存在感を放っていました。もともと東京を中心に展開していたブランドですが、大阪店も2ヶ月前にオープンし、連日多くの来店客で賑わっているとのことです。「大阪は安さが刺さりやすい土地柄では」という予想通り、低価格戦略が地域特性とうまく噛み合っている様子がうかがえました。

現在の店舗数は直営3店舗・FC19店舗の合計22店舗まで拡大しており、すでに全国展開のフェーズに入りつつあります。低価格帯の飲食フランチャイズは、原価管理やオペレーションの効率化が収益を左右する重要なポイントになるため、加盟を検討する際は本部が提供するオペレーションマニュアルの完成度をしっかり確認することをおすすめします。

唐揚げFCの店舗数22店舗というデータ
直営3店舗・FC19店舗、合計22店舗まで拡大した唐揚げ専門FC

エドモンドプログラミングスクール|ラファエルが加盟した経緯と店舗数70〜80店の急拡大

会場内でひときわ賑わいを見せていたのが『エドモンドプログラミングスクール』のブースです。人気YouTuberのラファエルさんが加盟したことでも話題になったブランドで、担当者によると、動画企画で一緒に活動していた流れから自然な形で加盟に至ったとのことでした。有名人の加盟が話題を呼び、そこからの認知拡大がフランチャイズ展開の追い風になった好例だといえます。

気になる店舗数は、現時点で確定分だけで50店舗を突破しており、交渉中の案件を含めると70〜80店舗規模まで拡大しているとのことです。プログラミング教育市場は、小学校でのプログラミング必修化などを背景に今後も需要拡大が見込まれる分野であり、教育系フランチャイズとして高い成長スピードを維持している点は要注目です。また、ブースデザインの完成度の高さも来場者の目を引いており、本部のブランディング力の高さがうかがえました。

エドモンドプログラミングスクールの店舗数70〜80店舗という急成長
確定分50店舗突破、交渉中含め70〜80店舗規模まで急拡大
完成度の高いブースデザイン
ブースデザインの完成度も来場者の目を引いていた

まとめ|フランチャイズチャンネルショー大阪から見る2023年FC業界のトレンド

今回のフランチャイズチャンネルショーin大阪を通じて見えてきたのは、飲食・美容・フィットネス・教育・エンタメと業種を問わず、既存店舗の収益性をしっかり見極めながら着実に店舗数を拡大していく本部が増えているという傾向です。東京会場との違いとして、無人販売系ブランドの出展が今回は見られなかった点も印象的でした。地域や開催時期によって出展ブランドの顔ぶれが変わることも、こうした展示会の面白さの一つです。

フランチャイズ独立開業を検討している方にとって、展示会でブランド担当者やオーナーから直接話を聞けることは、資料だけでは得られない貴重な情報源になります。店舗数の推移、既存オーナーの収益状況、トラブル時のサポート体制など、今回紹介したポイントを参考にしながら、自分に合ったフランチャイズ選びを進めていただければと思います。

大阪会場を総括するシーン
東京会場との違いも交えながら大阪会場を総括