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ムジホル(無人ホルモン)今治店の収支公開!オープン後まさかの赤字転落と巻き返し施策とは

ムジホル(無人ホルモン)今治店の収支公開!オープン後まさかの赤字転落と巻き返し施策とは

フランチャイズでの独立開業を検討している方にとって、実際のオーナーがどれくらいの売上・利益を出しているのかは非常に気になるところではないでしょうか。今回は『フランチャイズ探偵団』にゲスト出演された、24時間無人ホルモン直売所『無ホル(ムジホル)』今治店の福岡さんに、8月のオープンから10月までの3ヶ月間の収支を赤裸々に語っていただいた内容をもとに、独立開業のリアルをレポートしていきます。オープン特需からまさかの赤字転落、そこからの巻き返し施策まで、5店舗を経営するベテランオーナーだからこそ語れる貴重な事例です。

無ホル(無人ホルモン直売所)フランチャイズとは?今治店の基本情報

無ホルとは『24時間無人ホルモン販売所』の略称で、イメージとしては精肉店のホルモン特化バージョンといったところです。無人販売という業態のため、人件費を抑えながら24時間営業できる点が大きな特徴で、近年の無人販売所ブームの中でも注目を集めているフランチャイズのひとつです。今回ゲスト出演された福岡さんは、今治店を含めて複数店舗を運営されているオーナーで、他にも複数の無ホル店舗を展開されています。

無人ホルモン直売所フランチャイズのゲスト紹介シーン
今治店オーナーの福岡さんが登場し、無人ホルモン直売所のビジネスモデルを解説

今治店は2024年8月8日にオープンし、番組ではオープン月である8月から3ヶ月分の売上・利益が公開されました。無人販売という業態ゆえに人件費の負担は小さいものの、立地や集客施策によって売上が大きく変動する点も見えてきます。

無人ホルモン直売所のビジネスモデルを説明する場面
無人ホルモン直売所は人件費を抑えられる反面、立地の影響を強く受ける業態です

8月度の売上実績:オープン特需で売上124万円・利益13万円

オープン初月となる8月の売上は124万円、利益は13万円という結果でした。フランチャイズ全般に言えることですが、オープン直後は新規オープンの告知効果やご祝儀的な来店が重なり、売上が跳ね上がる『オープン特需』が発生しやすい時期です。この124万円という数字も、そうした特需の影響を強く受けたものと考えられます。

8月の売上・利益の具体的な数字が語られる場面
オープン月の8月は売上124万円・利益13万円という好スタートを切りました

独立開業を検討している方が特に注意すべきなのは、このオープン特需はあくまで一時的なものであり、その後の売上がそのまま継続するとは限らないという点です。今治店のケースでも、この後の月でオープン特需の反動が如実に表れることになります。

9月度の売上推移:広告費減少で利益率は改善傾向に

9月の売上は90万円、利益は7万9000円という結果でした。福岡さんご自身も『結構落ちたな』という感覚を持たれたそうで、他店舗と比較しても下がり幅が大きかったと振り返っています。ただし、オープン初月にかけていた広告宣伝費が減少したことで、売上が下がった割には利益はそれほど落ち込んでいない、という側面もありました。

9月度売上表が表示される場面
9月は売上90万円・利益7万9000円。広告費減少で利益率はむしろ改善しました

これは独立開業を考える上でも重要なポイントです。売上の増減だけでなく、広告宣伝費などのコスト構造がどう変化しているかを合わせて見ないと、本当の経営状態は把握できません。9月時点ではまだ利益が10万円弱出ており、番組内でも『このまま下げ止まればいい』という前向きなコメントがありました。

広告費減少と利益の関係を解説する場面
オープン月にかけていた広告費が減ったことで、売上減少ほど利益は落ちませんでした

10月度まさかの赤字転落!売上24万6700円・利益マイナス4万円の衝撃

ところが10月、事態は一変します。売上は24万6700円まで落ち込み、利益はまさかのマイナス4万円という赤字に転落しました。福岡さんご自身も『だいぶ衝撃だった』と語るほどの急落で、5店舗を運営する中でも今治店が最も業績の悪い店舗になってしまったといいます。

10月の赤字売上表が表示される重要な瞬間
10月は売上24万6700円・利益マイナス4万円という衝撃の赤字に転落しました

番組冒頭でも『5店舗あれば1つくらい厳しい店舗が出てもおかしくない』という話が出ていましたが、まさにその懸念が現実になった形です。無人販売という業態は初期投資や人件費の負担が比較的軽い分、赤字になっても致命傷にはなりにくいとはいえ、オーナーとしては精神的なダメージも大きいはずです。

5店舗中最も業績が悪化した店舗という発言のシーン
5店舗を運営する中で、今治店が最も業績の悪い店舗になってしまったと福岡さんは振り返ります

赤字の原因は立地?他店舗との比較から見えたリッチ(立地)の重要性

福岡さんは赤字の原因について、各店舗でやっていることは基本的に同じであるため、地域差、つまり立地(番組内では『リッチ』と表現)の差が大きいのではないかと分析しています。6月にオープンした2店舗は、オープンから3ヶ月経ってもあまり売上が落ちておらず、1店舗は月140万円前後、もう1店舗も80〜90万円程度を安定して維持できていたそうです。

6月オープン店舗との売上推移比較の解説シーン
6月オープンの2店舗は3ヶ月経っても売上が大きく落ちておらず、立地の差が浮き彫りになりました

今治店の立地は車通りは多いものの、学校が近くにあるような通勤路的なエリアで、福岡さんが『売れている』と感じる店舗は駅前や生活圏の中心にあるケースが多いとのことです。今治店はそうした生活動線から少し外れた場所にあることが、売上の伸び悩みにつながっている可能性があると考察されていました。また地域住民からは『新しいものにすぐ飛びつくのではなく、昔からあるものを好む土地柄』という声もあったそうで、地域性が集客に影響している可能性も示唆されています。

今治店の立地条件について具体的に説明する場面
今治店は車通りは多いものの、生活圏の中心からやや離れた立地であることが課題として挙げられました

巻き返し施策:インフルエンサー起用・フリーペーパー・マルシェ出店で11月は回復傾向

赤字という厳しい結果を受け、福岡さんは10月後半からさまざまな施策を一気に投入します。具体的には、インフルエンサーへの商品提供、これまであまり活用していなかったフリーペーパーへの掲載、愛媛の地域雑誌からの取材(11月末に特集記事として掲載予定)、さらには今治に住む友人の自転車を借りて自らポスティングを行うなど、地道な販促活動を積極的に展開しました。

11月の売上が10月を超えたという重要発言のシーン
複数の施策を打った結果、11月の売上はすでに10月を上回るペースになっていると報告されました

特に効果が大きかったのが、2週間に1回開催される今治市内の大型マルシェへの出店です。参加初回にもかかわらず、500円のホルモン煮込みが170食ほど売れ、その場でチラシを配布することで店舗への誘導も図ったといいます。こうした複合的な施策の結果、11月は10月の売上をすでに超える状態になっており、V字回復の兆しが見えてきています。

マルシェ出店で持つ煮込みが完売した実績の説明シーン
地域のマルシェ出店で500円のホルモン煮込みが170食売れるなど、地道な販促が功を奏しました

本部の神対応!ロイヤリティが1店舗あたり2万3000円に自動値下げされた事例

今回の番組でもうひとつ注目すべきだったのが、本部側の対応です。もともと1店舗あたりのロイヤリティは1万7000円でしたが、9月・10月分の請求からは『広告協力費』という名目で、実質的なロイヤリティが2万3000円に予告なく引き下げられていたことが明らかになりました。

ロイヤリティ額の変化を示す数字が語られる場面
1店舗あたりのロイヤリティが1万7000円から一部相殺され、実質2万3000円まで下げられていました

福岡さんによると、通常ロイヤリティの請求額は3万3000円程度のところ、1店舗につきマイナス1万円ほどが自動的に差し引かれる形になっていたとのことです。オーナー側への事前連絡もなく、請求書を確認して初めて『あれ、下がっている』と気づいたという、いわば『サイレント値下げ』でした。5店舗を運営する福岡さんにとっては、合計で月5万円ほどの負担軽減になった計算で、10月の赤字幅がマイナス4万円で済んだのも、この値下げの恩恵が大きいと語られています。

広告協力費名目でのサイレント値下げについての詳細説明
本部が予告なくロイヤリティを実質値下げしていたことが、赤字幅の抑制につながりました

11月・12月の売上目標と多店舗展開の今後の展望

福岡さんが掲げる目標は、11月で売上50〜60万円まで回復させること、そして年末需要を見込める12月には80万円を目指すというものです。ご自身でも『30万円を稼ぐのも大変だったのに、そこから2倍近い数字は正直イメージが湧かない』と語っており、大きなプレッシャーの中で施策を打ち続けている様子がうかがえます。

11月50-60万、12月80万という具体的な目標数値が語られる場面
11月は50〜60万円、12月は年末需要も見込んで80万円を目標に掲げています

さらに福岡さんは、今治店の状況に注力しつつも新たに松山エリアへの出店も決定したことを明かしました。エリアを押さえることで広告展開もしやすくなるとの狙いがあるとのことで、既存店の立て直しと新規出店を並行して進める、まさにアクセル全開の経営スタイルがうかがえます。

松山への新規出店決定という重要発表のシーン
今治店の立て直しと並行して、松山エリアへの新規出店も決定しました

まとめ:無人ホルモン直売所フランチャイズで独立開業を検討する人へ

今回の今治店の事例からは、フランチャイズビジネスにおける立地の重要性と、それを乗り越えるための販促努力の両方が学べる内容でした。オープン特需で好調に見えたスタートから一転、2ヶ月目で赤字に転落するというのは、独立開業を検討する方にとって決して他人事ではないリアルな数字です。同時に、インフルエンサー施策やマルシェ出店といった地道な活動を積み重ねることで、翌月には回復の兆しを見せている点も非常に参考になります。

無ホル本部の特徴と応募方法についてのまとめシーン
本部のサポート体制の手厚さも、無ホルというフランチャイズの魅力のひとつです

また、本部側が予告なくロイヤリティを実質値下げしていたというエピソードは、加盟店の経営状況に寄り添う本部の姿勢を示すものであり、フランチャイズ選びにおいて本部のサポート体制がいかに重要かを改めて感じさせてくれます。無人ホルモン直売所というニッチながら伸びしろのある業態に興味を持たれた方は、まずは説明会や資料請求などで本部の考え方やサポート内容をしっかり確認することをおすすめします。