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フォレストキッズの放課後等デイサービスFC徹底解説|初期費用・収益モデル・成功のコツ

フォレストキッズの放課後等デイサービスFC徹底解説|初期費用・収益モデル・成功のコツ

近年、福祉分野でのフランチャイズ開業に注目が集まっています。今回ご紹介するのは、発達障害を持つ未就学児に特化した放課後等デイサービス『フォレストキッズ』です。代表ご自身が発達障害のお子さんを持つ当事者であり、その経験から生まれた教育理念と、堅実な収益モデルが特徴的なフランチャイズ本部といえます。本記事では、番組でのインタビュー内容をもとに、初期費用や収益構造、業界の課題まで独立開業を検討する方向けに詳しく解説していきます。

フォレストキッズとは?発達障害特化型の放課後等デイサービス事業

フォレストキッズは、児童発達支援事業所として、いわゆる『放課後等デイサービス』の未就学児版を展開しているフランチャイズです。放課後等デイサービスとは、学校が終わった後に特性を持つ子どもたちを預かり、ソーシャルスキルの習得や生活面での支援を行う施設のこと。身体障害や重症心身障害など対象となる特性は幅広く、事業所ごとに専門分野を分けているケースが一般的です。

未就学児対象の放課後等デイサービスの説明をする場面
未就学児向けの児童発達支援事業所として展開されている点が特徴です

フォレストキッズが他社と一線を画すのは、代表自身のお子さんが発達障害だったという原体験に基づき、発達障害に特化しつつ、さらに未就学児にフォーカスしている点です。単に『預かる』だけでなく、その子に必要な分野を伸ばす支援を行うというコンセプトが、事業全体の軸になっています。

代表の息子が発達障害だったという創業の原点を語る場面
創業のきっかけは代表自身の子育て経験にありました

フランチャイズ展開の現状|直営・加盟店舗数と開始からの実績

2024年時点での店舗展開状況は、直営が2校舎、フランチャイズ加盟店が14校舎という規模です。フランチャイズ展開を開始してからまだ2年ほどということを考えると、比較的短期間で加盟店を伸ばしてきたことが分かります。

直営2店舗・FC14店舗という具体的な店舗数を紹介する場面
直営2校舎・FC14校舎という展開スピードは業界内でも早いペースといえます

福祉系フランチャイズは、飲食業などと比べて出店までの準備期間が長くかかる傾向にあります。人員配置や施設基準など行政への申請手続きが必要なため、契約から開業までに数ヶ月単位の時間を要するのが通例です。それでもこのスピード感で店舗を拡大できている背景には、後述する教育理念への共感と、収益モデルの堅実さがあると考えられます。

初期費用はいくら?加盟金300万円と物件取得費の実態

気になる初期費用ですが、目安として1500万円から2000万円というのが一般的な水準とされています。これはランニングコストを含まない、開業までにかかる初期投資額です。ランニングコストまで含めるとさらに膨らむ可能性があるため、資金計画は余裕を持って立てる必要があるでしょう。

初期費用1500万〜2000万円という具体的な金額を提示する場面
初期費用は1500万〜2000万円が目安とされています

加盟金は300万円(税別)で、これは福祉系フランチャイズとしては標準的な水準といえます。物件取得費については立地によって大きな差があり、番組内では最も安かった事例として70万円程度で契約できたケースも紹介されていました。もちろんこれはかなり条件の良い物件のケースであり、通常はもう少し費用がかかる点は理解しておく必要があります。

加盟金300万円プラス税という加盟条件を説明する場面
加盟金は300万円+税というのが基本条件です
物件取得費が最安70万円だった事例を紹介する場面
物件によっては取得費用を大幅に抑えられるケースもあります

校舎の広さと立地選定のポイント|20坪・通勤しやすさが鍵

校舎の規模については、20坪程度が基本的な目安とされています。坪単価は1.5万円から2万円程度で、できれば1.5万円以内に抑えたいというのが本部側の考え方です。物件によるコストの振れ幅が大きいため、複数の候補を比較検討する姿勢が求められます。

校舎規模の目安として20坪を示す場面
校舎の広さは20坪程度が一つの目安になります

立地選定においては、子どもたちが通いやすい地域であることはもちろん重要ですが、それ以上に『スタッフが通勤しやすい場所』であることがポイントとして強調されていました。福祉業界は人材確保が事業継続の生命線となるため、働く側の目線での立地選びが欠かせないという指摘は、開業を検討する方にとって見落としがちな視点かもしれません。

スタッフが働きやすい立地選定の考え方を解説する場面
子どもの通いやすさだけでなく、スタッフの通勤のしやすさも重要な立地条件です

競合との差別化|世界基準の介入教育で選ばれる理由

未就学児向けの児童発達支援事業所は全国に約9000ヶ所存在するとされ、決して少なくない競合がひしめく市場です。その中でフォレストキッズが打ち出しているのが『世界基準の介入教育』というコンセプトです。代表が教育学部出身であることも背景にあり、教材任せの支援ではなく、支援者自身を育てることに重きを置いたフランチャイズ展開を行っているといいます。

9000ある未就学児事業所の中での差別化戦略を語る場面
全国約9000ヶ所の事業所の中で独自の教育コンセプトを打ち出しています

この理念への共感は、加盟オーナーの属性にも表れています。加盟店の中には医療法人が3法人あり、さらにご家族に障害を持つ方がいるオーナーが7法人にのぼるとのことです。単なる収益目的ではなく、教育の中身に共感して加盟を決める方が多いという点は、他のフランチャイズとの大きな違いといえるでしょう。

加盟者の7割が家族に障害を持つ方という共感の実態を示す場面
加盟オーナーの多くがご家族の当事者経験を持ち、理念に強く共感しています

収益モデルと黒字化までの期間|月利100万円超えの実例

最も気になる収益面についてですが、立ち上げ直後からいきなり黒字になることはなく、黒字化の平均目安は開業から8ヶ月目とされています。福祉事業特有の入金サイクルの関係で、実際にお金が入ってくるのはさらに後ろ倒しになる点には注意が必要です。

黒字化まで平均8ヶ月というリアルな収益モデルを語る場面
黒字化までの目安は開業から約8ヶ月とされています

投資回収期間としては1年半から2年程度を見込んでおり、早いケースでは1年半ほどで回収できる見込みとのことです。月々の利益水準については、物件条件や運営費、経営者自身の能力によって差はあるものの、目安として月100万円から200万円程度の利益が出るケースが多いと説明されています。福祉事業としてはかなり手堅い水準といえるでしょう。

月利100万〜200万円という具体的な利益水準を語る場面
月あたり100万〜200万円の利益が一つの目安とされています

実績の透明性という点では、フォレストキッズは法定開示書面において、開業12ヶ月目時点の売上実績を公開しています。最も好調な校舎では月商357万円という数字が示されており、加盟を検討する際の判断材料として活用できる点も安心材料の一つです。

法定開示書面に基づく実績データ12ヶ月目売上357万円を提示する場面
法定開示書面では実際の売上実績データが開示されています

国保連からの入金の仕組みと開業時の資金繰り注意点

福祉事業ならではの資金繰りの特徴として、報酬の支払元が国民健康保険団体連合会(国保連)であるという点が挙げられます。国保連からの入金は請求月から数ヶ月遅れて振り込まれる仕組みのため、8ヶ月目の売上に対応する入金が実際に手元に入るのは10ヶ月目の中旬頃になるというタイムラグが生じます。

国保連からの入金タイミングの仕組みを解説する場面
国保連からの入金には数ヶ月のタイムラグがあるため資金繰りに注意が必要です

さらに福祉事業では、指定申請の段階で人員配置と物件の両方を先に整えておく必要があるため、開業前から人件費や家賃といった固定費が1〜2ヶ月分先行して発生してしまいます。これは飲食業やサービス業のフランチャイズとは異なる、福祉事業特有のキャッシュフロー構造といえるでしょう。開業を検討する際は、この資金繰りの特殊性を踏まえた運転資金の確保が不可欠です。

2024年報酬改定の影響|単価アップとマイナス要素の両面

福祉事業を語る上で欠かせないのが、報酬改定による影響です。今回の改定では『しっかり支援を行った事業所には、その分報酬を出す』という方向性が示されており、フォレストキッズのように従来から丁寧な支援を行ってきた事業所にとっては追い風になる内容だといいます。

具体的には、これまで1人あたりの平均単価が1万6000円程度だったところ、改定後は1万7000円程度まで上昇する見込みとのことです。ただし全体としては、これまで加算されていた項目が廃止されるなど、必ずしもプラス要素ばかりではなく、事業所によっては実質的にマイナスとなるケースもあるようです。

1人あたり単価が1万6000円から1万7000円へ上昇する具体的試算を語る場面
単価は1人あたり1万6000円から1万7000円程度への上昇が見込まれています

また、改定に伴い提出書類が大幅に増加し、事務作業の負担が増している点も課題として挙げられていました。どこまで加算を取りに行くかという経営判断が求められる中、フォレストキッズでは本部による経営アドバイスを通じてこの負担を軽減するサポート体制を整えているとのことです。

報酬改定に伴う事務作業増加という現場の課題を語る場面
報酬改定により書類作成などの事務負担が増加している現状があります

よくある課題|自発官(サビ管)採用の難しさと本部の対応策

放課後等デイサービス業界で共通の悩みとされるのが、児童発達支援管理責任者(通称:自発官・サビ管)の採用難です。自発官は事業所の管理者的な役割を担う存在で、この人材がいなければ事業所を運営することができません。

自発官(児童発達支援管理責任者)とは何かを解説する場面
自発官(児童発達支援管理責任者)は事業運営に不可欠なキーパーソンです

近年、資格取得の要件が以前より厳格化されたことで、有資格者の絶対数が事業所数の増加ペースに追いついていないという構造的な問題があります。また自発官やサビ管は専門職としてのこだわりを持つ方が多く、事業所の方針と合わなければ転職しやすいという業界特有の流動性の高さも課題の一つです。

こうした状況の中、フォレストキッズでは本部主導で採用戦略を練り上げており、現時点で自発官が不在の加盟店舗はゼロという実績を維持しています。これは加盟希望者にとって、開業後の運営リスクを大きく下げる安心材料といえるでしょう。

全店舗で自発官不在ゼロという採用実績を語る場面
全加盟店舗で自発官不在ゼロという実績は本部のサポート力の証といえます

放課後等デイサービス業界の今後|淘汰される事業所とされない事業所

報酬改定の影響もあり、業界全体では今後、体制を整えられない事業所が淘汰されていく流れが加速すると見られています。求められる業務量が増加し、人員配置基準も厳格化する中で、しっかりとした運営体制を構築できない事業所は、利用者確保の面でも苦戦を強いられることになるでしょう。

体制を整えられない事業所は淘汰されるという業界予測を語る場面
今後は運営体制の整った事業所とそうでない事業所の二極化が進むと予測されています

一方で、名古屋のような都市部では放課後等デイサービス自体の数は非常に多いものの、保護者が本当に望むような質の高い施設は依然として不足しているという実情も語られていました。これは事業者側が保護者目線に立てておらず、知識不足のまま運営している施設が少なくないことが要因とされています。当事者としての経験を持つ代表だからこそ見えている、業界の本質的な課題といえるでしょう。

名古屋でも保護者ニーズに合う施設が少ない現状を分析する場面
施設数は多くても、保護者が本当に求める質を備えた施設はまだ少ないのが実情です

フォレストキッズへの加盟に向いている人・募集エリア

フォレストキッズが加盟オーナーに求めているのは、単に収益を目的とするのではなく、地域社会への貢献意識を持った『熱い方』だといいます。将来の日本を作っていくのは今の子どもたちであるという考えのもと、その成長をしっかりと支えたいという想いを持つ方に加盟してほしいというメッセージが繰り返し語られていました。

地域社会貢献への熱意を求める加盟者像を語る場面
収益目的だけでなく、地域貢献への熱意を持つ方が求められています

募集エリアについては、現時点で契約ベースの店舗数が30件程度にとどまっており、全国的にまだ出店余地は十分にあるとのことです。エリアを問わず相談を受け付けているとのことなので、興味を持った方は概要欄などから問い合わせてみることをおすすめします。

契約数30件でまだエリアに余裕があるという募集状況を語る場面
契約数はまだ30件程度で、全国的に出店余地が残されています

まとめ

フォレストキッズは、代表自身の子育て経験から生まれた発達障害特化型の放課後等デイサービスフランチャイズです。初期費用は1500万〜2000万円、加盟金300万円というボリュームゾーンの投資額に対し、月利100万〜200万円という手堅い収益モデルを描けるのが大きな魅力といえます。一方で、国保連からの入金タイムラグや自発官採用の難しさなど、福祉事業特有の注意点も存在します。教育理念への共感と、本部による手厚いサポート体制の両方が揃っている点は、独立開業を検討する方にとって安心材料になるのではないでしょうか。福祉分野での開業を検討している方は、ぜひ一度資料請求や説明会への参加を通じて、詳細を確認してみてください。