エクシア飛騨高山店の収支報告|8〜10月の売上・会員数とフランチャイズ本部の手厚い支援を徹底解説
フランチャイズでの独立開業を検討している方にとって、実際の店舗がどれくらいの売上・利益を出しているのかは非常に気になるポイントではないでしょうか。今回は『フランチャイズ探偵団』でおなじみのホワイトニング専門店『エクシア』飛騨高山店のオーナーさんに、8月・9月・10月の3ヶ月分の収支報告を伺いました。開業から半年を過ぎたタイミングでの生々しい数字と、フランチャイズ本部ならではの手厚いサポート体制について、余すところなくお伝えしていきます。
エクシア飛騨高山店とは|フランチャイズ開業から4〜7月の売上推移をおさらい
今回のゲストは、ホワイトニング専門店エクシアの飛騨高山店を運営するオーナーさんです。まずは本題に入る前に、開業からこれまでの売上推移をおさらいしておきましょう。エクシア飛騨高山店は4月にオープンし、初月の売上は37万円、営業利益はマイナス20万円というスタートでした。開業初月は広告費や設備投資などの先行コストがかさむため、赤字スタートになること自体は珍しくありません。
そこから5月には売上55万円・営業利益8000円、6月には売上70万円まで伸び、7月には売上74万円・営業利益30万円という数字を叩き出しています。わずか3ヶ月で赤字から月30万円弱の営業利益を安定して出せる状態にまで持っていけたのは、フランチャイズという枠組みの中でも非常に好調な立ち上がりだったと言えるでしょう。ただし当時から懸念されていたのが『半年を過ぎると退会する会員が増えてくる』という点で、この維持・拡大が今後の課題として挙げられていました。


8月の売上報告|会員数増加でも売上が下がった理由とは
さて、いよいよ本題の8月の数字です。8月の売上は62万円で、7月の74万円から見ると減少しています。しかし興味深いのは、会員数はむしろ73名から76名へと3名増加している点です。売上が下がっているのに会員数が増えているというのは、一見すると矛盾しているように感じられますが、ここにはオーナーさんが独自に打った施策が関係していました。
また、8月は溶剤費(ホワイトニングに使用する薬剤などのコスト)が特にかからなかった月ということもあり、経費面では比較的落ち着いていたようです。売上そのものは前月より下がったものの、コスト構造を踏まえるとそこまで悪化しているわけではない、という説明がありました。この売上減少の背景にある『月額料金の見直し』については、次の章で詳しく解説します。


フランチャイズ独自の会員継続施策|月額を1万1000円から8250円に値下げする理由
8月の売上減少の裏側にあったのは、半年間通ってくれた会員向けに月額料金を引き下げるという継続施策でした。基本料金の1万1000円から、その次のプランとして8250円、つまり約3000円引きのプランを新たに用意したとのことです。この施策の狙いは、来店頻度が月1回程度のメンテナンス目的の会員に対して、無理に高い料金を維持してもらうのではなく、続けやすい価格で長く通ってもらうことにあります。
実際、この施策によって退会数は月10人を切る程度に抑えられているとのことでした。単価を下げれば当然その分の売上インパクトはありますが、退会による会員数の純減を防ぐことの方が、長期的な店舗経営においては重要だという判断です。特筆すべきは、この施策が他店舗の真似ではなく、オーナーさん自身がお客様とのコミュニケーションの中から考案したオリジナルの取り組みだという点です。
『1万1000円でもう半年でやめようと思っていたけれど、少し下がるなら続けようかな』というお客様の声も実際にあったそうで、価格を柔軟に調整することが顧客満足度とリピート率の両方を高める結果につながっています。フランチャイズだからといって本部の決めたルール通りにしか動けないわけではなく、現場の裁量で工夫できる余地があるという点は、開業を検討している方にとって参考になるポイントではないでしょうか。


9月・10月の売上報告|会員数の伸び悩みと溶剤費コストの影響
続いて9月の数字を見てみましょう。9月の売上は61万円、会員数は75名で、8月と比べると会員数は1名減少しています。これは退会者数と新規流入のバランスによるもので、大きな崩れではないものの、伸び悩みの兆候が見え始めた時期と言えそうです。
10月に入ると、売上は60万円、会員数は71名とさらに減少傾向が続きます。加えて10月は溶剤費がかかった月ということもあり、営業利益はこれまでの23万円前後という水準から10万円まで落ち込みました。オーナーさん自身も『超順調という感じではなさそう』と率直にコメントしており、開業からの右肩上がりの成長がひと段落し、踊り場に差し掛かっている様子がうかがえます。
この停滞の要因としては、退会数のコントロールに加えて、飛騨高山という地域特性上、新規流入の絶対数が減ってきていることが挙げられています。地方エリアならではの集客の難しさが、このタイミングで顕在化してきたと言えるでしょう。


契約率100%→90%を支えるスタッフ教育と本部のサポート体制
会員数の伸び悩みに対して、本部がどのような支援を行っているのかも今回の報告で明らかになりました。飛騨高山店では流入数の減少に対応するため、本部が週に1〜2回のペースでインスタグラムの運用方法などについて直接手を入れてくれているとのことです。集客チャネルの改善を店舗任せにせず、本部が伴走してくれる体制は、特に初めてフランチャイズに加盟する方にとって心強いポイントでしょう。
また、店舗の契約率(来店したお客様が実際に契約に至る割合)についても言及があり、以前は100%だった契約率が現在は90%程度になっているとのこと。この背景には対応するスタッフによって成果が変わるという事情があり、担当者のスキルや経験が数字に直結することが改めて浮き彫りになりました。この課題に対して本部がスタッフ教育に力を入れてくれていることが、飛騨高山店にとって大きな支えになっているようです。


開業初期に一気に会員を集める重要性|オープンから6月までの集客戦略
今回の報告の中で特に印象的だったのが、開業初期の集客戦略についての振り返りです。本部からは開業当初から『最初の3ヶ月で一気に会員を集めた方がいい』というアドバイスがあり、実際にオープンした4月から6月までの3ヶ月間で60名程度の会員を獲得することができたそうです。このスタートダッシュによって会員のストックができたことで、その後は紹介などによる緩やかな流入に移行できたという流れが語られました。
つまり、ホワイトニングサロンのようなリピート型ビジネスにおいては、繁忙期・閑散期といった季節要因よりも『開業直後にどれだけ勢いよく会員を獲得できるか』が長期的な経営の安定度を左右するということです。これは飛騨高山店に限った話ではなく、多くのサブスク型・会員制フランチャイズビジネスに共通する重要な教訓と言えるでしょう。
また、収支面で見逃せないのが『家賃が発生していない』という物件条件です。家賃負担がない分、会員数がある程度落ち着いても利益を確保しやすい構造になっており、もし家賃が発生する物件であれば80〜90名程度の会員数を維持しないと厳しい経営になっていた可能性が高いとのことでした。物件条件によって必要な損益分岐点の会員数が大きく変わってくる点は、これから開業する方が物件選定時にしっかり確認すべきポイントです。


ホットペッパー導入による集客強化|費用対効果と広告費の実態
会員数の伸び悩みという課題に対して、新たに導入されたのが求人・美容系情報サイトとしても知られる『ホットペッパー』への広告掲載です。10月末から掲載を開始し、初期費用は月額1万1000円とのことでした。地方エリアである飛騨高山では、都市部と違ってホワイトニングサロン自体の認知や競合の掲載数が少なく、検索するとホットペッパーとGoogleの情報が上位に表示されやすいという地域特性があるため、この媒体への出稿は理にかなった判断と言えます。
ただし注意したいのは、この1万1000円という金額はキャンペーン価格であり、掲載開始から9〜10ヶ月が経過すると通常価格の4万円程度に跳ね上がる仕組みになっている点です。広告費が4倍近くに増える前提で、月にどれだけの新規予約を獲得できるかという費用対効果をあらかじめシミュレーションしておく必要があります。オーナーさんは月に5〜10件程度の新規流入を目標に掲げており、当面はこの水準を目指して運用していく方針とのことでした。


エクシア社長が直接スタッフと対話|本部の教育サポートが強みである理由
今回の報告の中でも特に驚かされたのが、エクシア本部の社長自らが現場スタッフと直接対話し、モチベーション向上に努めているというエピソードです。オーナーさんがスタッフのマネジメントについて社長に相談したところ、社長自身が直接スタッフと話をする機会を作ってくれたとのことでした。わずか10〜20分程度の会話の中でも、スタッフが今抱えている悩みや課題をピンポイントで引き出す社長の対話力には、オーナーさん自身も驚きを隠せない様子でした。
一般的に、若手スタッフが自分の悩みや課題について相談できる機会は限られており、ましてやフランチャイズ本部のトップが直接そうした場を設けてくれるケースは非常に稀です。この手厚いサポート体制こそが、他のフランチャイズにはないエクシアならではの強みだとオーナーさんは強調していました。また、12月には東京でオーナー会も予定されており、他店舗のオーナーとの情報交換を通じて集客・顧客対応のノウハウを学べる機会が定期的に用意されている点も、本部の支援体制の手厚さを裏付けています。


まとめ|エクシア飛騨高山店の収支から見るフランチャイズ開業のポイント
今回のエクシア飛騨高山店の収支報告からは、開業初期の集客の勢いをどう維持・拡大していくかというフランチャイズ経営の本質的な課題が見えてきました。8月から10月にかけて売上・営業利益ともにやや踊り場に差し掛かる中でも、独自の会員継続施策やホットペッパー導入など、オーナーさん自身が主体的に工夫を重ねている姿勢が印象的でした。
また、本部が集客支援やスタッフ教育、さらには社長自らの対話を通じてオーナーを支える体制は、フランチャイズ開業を検討する方にとって本部選びの大きな判断材料になるはずです。12月には東京でオーナー交流会も予定されており、こうした横のつながりを通じてさらにノウハウを磨いていく姿勢も、長く安定した店舗経営には欠かせない要素と言えるでしょう。
本部との信頼関係を築きながら、現場の裁量で柔軟に施策を打てる環境は、独立開業を目指す方にとって非常に魅力的なポイントです。エクシアに興味を持たれた方は、ぜひ概要欄から加盟に関する情報をチェックしてみてください。

