うなぎの成瀬・練馬店は儲かる?過去一のピンチと売上利益をフランチャイズオーナーに直撃取材
うなぎ専門店フランチャイズ『うなぎの成瀬』は、100店舗記念パーティーを開催するほどの急拡大を続けているブランドです。今回は練馬店・松本店のオーナーであり、加盟開発担当も務める田中さんへの取材をもとに、開業からの売上利益推移、1月に訪れた過去一のピンチ、そこからのV字回復、そして新規出店ラッシュの裏側までを詳しくまとめました。数字がしっかり公開されているフランチャイズは珍しく、独立開業を検討している方にとっては非常に参考になる事例だと言えます。
うなぎの成瀬・練馬店とは?オープンから2024年3月までの売上利益推移まとめ
練馬店は2023年5月にオープンし、初月から売上45万円・利益7万6千円というスタートを切りました。その後6月に売上52万6千円・利益14万円、7月は売上151万2千円・利益4万6800円と徐々に軌道に乗り、8月には売上66万6千円・利益26万1千円、9月は売上42万9千円・利益17万円と季節による波はありつつも安定推移を見せています。10月は売上33万円・利益47万円、11月は売上27万5千円・利益32万円、12月は売上31万5千円・利益46万円と、年間を通じて着実に利益を積み上げてきました。

取材時点までの累計回収額は約1130万円に達しており、開業から1年足らずでここまで回収できているのは、飲食フランチャイズとしてはかなり優秀な部類に入ります。一般的に飲食店の投資回収期間は2〜3年が目安とされることが多いため、この数字だけを見ても『うなぎの成瀬』というブランドの収益性の高さがうかがえます。

1月は過去最低の売上に?練馬店が直面した「過去一のピンチ」の実態
好調に見えた練馬店ですが、2024年1月には過去最低となる売上25万円・利益26万円という結果に直面しました。年明け3日間ほどは初売り気分もあってある程度の客足があったものの、1月10日を過ぎたあたりから急激に落ち着きを見せ、日販が悪い日で5万円前後、良くても6〜7万円という厳しい状況が続いたといいます。

飲食業界全体として1月・2月は『閑散期』と呼ばれることが多く、年末年始の反動やお正月太り解消のための節制ムード、レジャー費への出費集中などが重なり、外食需要が落ち込みやすい時期です。うなぎという商材自体が土用の丑の日を中心とした夏場に強い一方で、冬場は季節性の逆風を受けやすいという構造的な課題も見て取れます。

2月は本部キャンペーンで持ち直し!ワンランクアップ施策の効果とは
1月の落ち込みから一転、2月は売上25万円・利益35万円と利益ベースでしっかり持ち直しました。この背景にあったのが、本部主導で実施された『ワンランクアップキャンペーン』です。通常価格でワンランク上のメニューが注文できるという内容で、閑散期に客単価を底上げする施策として機能しました。

フランチャイズ本部が全店舗横断でこうした販促施策を打ち出せるのは、加盟店側にとって大きな安心材料です。個人経営の飲食店であれば、閑散期対策のアイデア出しから実行まですべて自力で行う必要がありますが、フランチャイズであれば本部のノウハウとスケールメリットを活用できます。この点は、これから独立開業を検討する方がフランチャイズを選ぶ大きなメリットの一つと言えるでしょう。

3月は安定回復&累計回収1280万円達成!オーナーの店舗関与時間も公開
3月に入ると気温上昇とともに客足も安定し、売上28万8千円・利益42万円という結果に。特に月の最終週あたりから安定して売上が伸びたとのことで、季節要因による回復基調がはっきりと数字に表れました。この結果、練馬店の累計回収額は約1280万円に到達しています。

興味深いのは、田中オーナー自身が練馬店にほとんど足を運んでいないという点です。オープンから一度も店舗に入らず、スタッフとはLINEなどでコミュニケーションを取る程度だったと語られています。これは仕組み化されたオペレーションとスタッフへの権限委譲が進んでいることの証明であり、フランチャイズ加盟によって『複数店舗経営』や『オーナー業に専念する経営スタイル』を実現しやすいことを示す好例です。


長野・松本店は練馬店超え?新店舗の売上比較データを検証
田中さんが2店舗目として展開した長野県松本店は、2023年12月10日にオープン。稼働20日程度だった初月ですでに売上400万円を記録し、翌1月には515万円まで伸びました。2月・3月はほぼ横ばいの378万円前後で安定しており、開業からわずか数カ月でオープンブーストが落ち着いた後も高水準を維持しています。

座席数は練馬店とほぼ同じ約20席という条件下でこの数字を出しているため、単純な立地条件やエリアの人口密度による差が大きく影響していると考えられます。1〜3月の実績だけで比較すると松本店の方が上回っており、動画内でも『松本の方がいいのでは説』として話題になっていました。ただし練馬店はすでに安定運営フェーズに入っているため、今後は松本店をトップラインの店舗に育てていく方針とのことです。

三重・四日市&福島・岩城への新規出店計画と地方出店のメリット
田中さんは今後、三重県四日市市に4月11日、福島県いわき市に4月25日と、立て続けに2店舗をオープンする予定を明かしています。これで田中さん自身が4店舗のオーナーとなる計算です。地方への出店を積極的に選んでいる理由として、地方の方が売上利益を確保しやすい傾向があることを挙げていました。

特に4月にオープンしておけば、うなぎ商戦の最盛期である7月・8月の土用の丑の日シーズンを迎えられるというタイミングの良さも大きなポイントです。実際、動画内で紹介された別店舗の事例では、4月単月で売上1500万円・利益468万円という驚異的な数字が出ており、初期費用の半分近くを数カ月で回収できる計算になります。これから加盟を検討する方にとって、オープン時期の設計は非常に重要な戦略ポイントだと言えるでしょう。

うなぎの成瀬フランチャイズは今なぜ加盟が急増中なのか?出店計画の裏側
田中さんはオーナー業と並行して、うなぎの成瀬の加盟開発(かめい開発)も担当しています。ここ最近は既存オーナーによる増店ペースが著しく伸びており、一気に10店舗単位で展開を計画するオーナーや、毎月2店舗ずつオープンさせていくオーナーも登場しているとのことです。

取材時点で出店済みは約130店舗弱、契約ベースでは200店舗を超える規模まで拡大しているといいます。今後7月までに月20店舗弱のペースでオープンが続く見込みで、エリアによってはすでに空きが少なくなってきている状況です。これだけの拡大スピードは、業態としての収益性の高さと、後述する情報公開の透明性が加盟希望者の背中を押している結果だと考えられます。

売上ランキングを全店公開する理由とフランチャイズ加盟のメリット
うなぎの成瀬が加盟オーナーから支持される大きな理由の一つが、情報公開の徹底ぶりです。毎日、全店舗の売上ランキングがオーナー間で配信されており、増店しているオーナーの実績や成功事例が全体で共有される仕組みになっています。数字がガラス張りになっていることで、オーナー同士が互いに刺激を受けながら経営改善に取り組める環境が生まれています。

さらに便利なのが、出店を検討しているエリアと似た立地条件の既存店舗データを事前に参照できる点です。例えば新たに奈良県への出店を検討する場合、近隣の似た商圏の店舗実績を確認できれば、売上予測の精度が高まり、安心して出店の意思決定ができます。フランチャイズには本部と加盟店の間で情報格差が生まれやすいというデメリットが指摘されることもありますが、うなぎの成瀬のように情報を積極的に公開する姿勢は、加盟検討者にとって大きな安心材料になるはずです。

うなぎの成瀬への加盟相談方法まとめ
ここまで見てきたように、うなぎの成瀬は季節による売上変動こそあるものの、本部の販促施策やオーナー間の情報共有体制によって閑散期も乗り越えやすい仕組みが整っています。累計回収額の推移を見ても、開業から1年未満で1000万円以上を回収できている実績は、独立開業先の選択肢として十分に検討に値するものだと言えるでしょう。

うなぎの成瀬への加盟に興味を持たれた方は、動画の概要欄にあるGoogleフォームから問い合わせをすることで、今回取材に応じた田中さん(スーパーバイザー兼加盟開発担当)に直接つながり、面談を受けられる流れになっています。地方エリアであれば出店チャンスが残っている可能性も高いため、気になる方は早めに相談してみることをおすすめします。