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とろけるハンバーグ福よしのフランチャイズ徹底解説|初期費用・収益・加盟条件を元加盟店オーナーが語る

とろけるハンバーグ福よしのフランチャイズ徹底解説|初期費用・収益・加盟条件を元加盟店オーナーが語る

飲食フランチャイズの中でも、いま静かに注目を集めているのが『とろけるハンバーグ福よし』です。今年6月にタイガーファンディングで資金調達を発表したばかりの新興ブランドですが、実は加盟第1号店がすでに好調な実績を出しています。今回は岐阜県で福よしのフランチャイズ1号店を運営するオーナーに、初期費用や月商、店舗運営の実態まで踏み込んで話を伺いました。独立開業を検討している方にとって、リアルな数字と現場感覚がぎっしり詰まった内容になっています。

とろけるハンバーグ福よしとはどんなビジネスモデルか

福よしの最大の特徴は、つなぎを一切使わず和牛100%で作られたハンバーグを提供している点です。一般的なハンバーグ店では肉のつなぎにパン粉や卵を使うことが多いですが、福よしはあえてそれを排除し、肉本来の食感と味を楽しめる商品設計にしています。お店である程度火を通した状態で提供され、あとはお客様自身が固形燃料を使って好みの焼き加減に仕上げるというスタイルが取られています。

この「自分で焼く」という体験型の提供方法は、単なる食事ではなく一種のエンターテインメントとしても機能しており、リピーターを生みやすい仕掛けになっています。焼き加減を自分で調整できることで、レアが好きな人もしっかり焼きたい人も満足できるという柔軟性も、幅広い客層に支持される理由のひとつと言えるでしょう。

和牛100%でつなぎを使わないハンバーグの説明をするオーナー
つなぎ不使用・和牛100%が福よしの商品コンセプトです
固形燃料でお客が自分で焼くスタイルを説明する様子
お客様自身が焼き加減を調整できる体験型スタイル

フランチャイズ加盟オーナーのプロフィールと加盟の経緯

福よしは現在、直営店13店舗を展開するブランドですが、フランチャイズ加盟店は今回登場したオーナーの店舗が初となります。タイガーファンディングで資金調達を発表した時点では、フランチャイズ店舗はゼロだったとのことで、まさに加盟1号店としての挑戦だったことが分かります。オーナー自身も「初めての加盟店になる」と語っており、ブランドにとっても記念すべき節目の出店だったようです。

もともとオーナーは外構工事や増築工事、さらに観葉植物のレンタル業を営んでいたそうで、飲食業とは異なる畑からの参入でした。その後、デリバリー専門のフランチャイズに加盟し、出前館やUber Eatsなどで展開する、いわゆるゴーストレストラン形態でとろけるハンバーグを扱っていた経験があります。コロナ禍が落ち着くにつれてデリバリー需要にも陰りが見え始めた中で、「この商品なら実店舗でも通用する」という手応えを感じ、実店舗展開に踏み切ったといいます。

直営店13店舗とFC1号店の内訳を説明する場面
直営13店舗に対しFC加盟は今回が初めての事例です
ゴーストレストランでのデリバリー経験を語る様子
デリバリー専業からリアル店舗展開へと踏み出した経緯

とろけるハンバーグ福よしの初期費用・開業資金はいくらか

気になる初期費用については、総額でおよそ1100万円だったと具体的な数字が語られました。飲食フランチャイズの初期費用としては決して安いとは言えない金額ですが、後述するように店舗規模や立地条件を踏まえると、むしろ効率的な投資だったことが分かります。

ただし、この金額はオーナー自身が内装工事などを自前で対応できたことによる特殊要因も含まれています。一般的に飲食店の開業では、内装や設備投資が総コストの大きな割合を占めるため、こうしたスキルやコネクションを持っているかどうかで、実質的な開業資金は大きく変わってくる点は押さえておきたいポイントです。

初期費用1100万円と語るオーナー
総額1100万円で開業できた初期投資の内訳

岐阜長良店の立地・店舗規模と選定理由

出店したのは岐阜県の長良エリア、幹線道路沿いに位置する大型店舗です。人口10万人に満たないエリアで、商圏人口はおよそ7万人程度とのことですが、それでも月商800万円という高い実績を叩き出しています。店舗面積は実に100坪という広さで、これは一般的な飲食フランチャイズの相場である数十坪規模と比べてもかなり大きな部類に入ります。

これほど大きな店舗を実現できた背景には、居抜き物件の活用がありました。もともと蕎麦屋だった物件を活用したことで、家賃を抑えつつ大型店舗を確保できたとのことです。地方エリアでは家賃相場が都市部に比べて安いため、坪数を確保しやすいという土地柄の利点をうまく活かした出店戦略だったと言えるでしょう。

100坪という大型店舗の広さを説明する場面
幹線道路沿いに立地する100坪の大型店舗
元蕎麦屋の居抜き物件を活用した経緯を語る様子
居抜き物件の活用でコストを抑えつつ大型店を実現

月商・利益はどれくらい?気になる収益実績を公開

もっとも注目すべきは収益面でしょう。月商はおよそ800万円、そこから店舗に残る利益は月150万円程度とのことです。飲食業界における一般的な利益率の目安と比較しても、非常に高い水準にあると言えます。この数字であれば、初期投資1100万円は1年以内に回収できる計算になり、すでに投資回収を終えているとオーナー自身も語っています。

もちろんこの実績はエリアの需要や立地条件、店舗規模など複数の要因が重なった結果であり、すべての加盟店で同様の数字が再現できるとは限りません。とはいえ、フランチャイズ本部側の実績としては十分にアピールできる材料であり、加盟を検討する上での重要な判断材料になるはずです。

月商800万円という数字を語るオーナー
月商800万円という具体的な売上実績
月150万円の利益が残ると説明する場面
月150万円の利益が残る高い収益性

本部サポートと開業までのオペレーション体制

福よしのフランチャイズ運営で特筆すべきは、ハンバーグが冷凍状態で店舗に届けられる点です。これにより仕込みにかかる手間が大幅に削減されるだけでなく、ホールでの提供ロスがほぼゼロになるというメリットがあります。飲食店経営において食材ロスは利益を圧迫する大きな要因のひとつであるため、これは加盟店にとって非常にありがたい仕組みと言えるでしょう。

また、商品自体がシンプルな調理工程で完結するため、未経験のスタッフでも比較的短期間でオペレーションを習得しやすいという利点もあります。これは後述する人員体制の効率化にも直結しており、本部が提供する仕組み全体が加盟店の負担軽減につながる設計になっていることがうかがえます。

冷凍納品でホールロスがゼロと説明する様子
冷凍納品によりロスがほぼゼロという運営効率の高さ

加盟金・ロイヤリティなど契約条件のリアル

契約条件についても具体的な数字が明かされました。加盟金は300万円で、そこに店舗取得費や研修費などを含めた残り800万円ほどがかかるとのことです。合計すると先述の1100万円という初期費用の内訳が見えてきます。飲食フランチャイズの加盟金としては標準的な水準であり、特別に高額というわけではありません。

ただし、この金額はあくまでオーナーが自身で内装工事などのコストを圧縮できたケースであることは念頭に置く必要があります。同じ規模の店舗を一般的な条件で開業しようとした場合は、後述するようにさらに高い初期投資が必要になる可能性がある点は、加盟を検討する上で重要な確認事項です。

加盟金300万円という条件を説明する場面
加盟金300万円という具体的な契約条件
残り800万円の内訳を説明する様子
店舗取得費・研修費を含めた総額の内訳

店舗運営に必要な人員体制とオーナーの関わり方

大型店舗ならではの特徴として、スタッフの在籍人数は40名にのぼります。ただし、これは在籍ベースの人数であり、実際にシフトに入る常時稼働人数は8名程度とのことです。多くのアルバイトスタッフをシフト制でうまく回すことで、大型店舗でも安定した運営を実現しています。

オーナー自身の関わり方についても興味深い話が聞けました。開業当初は現場に入り、オペレーションを把握することに時間を割いていたものの、店舗が軌道に乗った後は店長に運営を任せ、オーナー自身はほとんど現場に入らない体制になっているそうです。店長がしっかり機能すれば、オーナーの役割は店長のマネジメントと売上管理が中心になり、時間的な拘束がかなり軽減されるという点は、複数店舗展開を目指すオーナーにとって大きな魅力になるでしょう。

在籍40名・常時8名体制を説明する場面
在籍40名、常時稼働8名というシフト体制
店長に運営を任せて現場に入らないスタイルを語る様子
店長に任せることでオーナーの負担を軽減する運営スタイル

小規模店舗での成功事例と坪あたり売上の高さ

今回取材した岐阜長良店は100坪という大型店舗でしたが、実は福よしには18坪ほどの小型店舗の成功事例もあるとのことです。この小型店舗では坪あたり450万円から500万円という非常に高い売上効率を実現しているといいます。

坪単価で見た売上効率は、飲食店経営における重要な指標のひとつです。大型店舗でなくても高い収益性を実現できる事例があるということは、初期投資を抑えて小規模からチャレンジしたいと考えている開業希望者にとって、非常に心強い材料になるはずです。立地や店舗規模に応じて柔軟に展開できる点も、このブランドの強みと言えるでしょう。

18坪の小型店舗で坪450〜500万円の売上を説明する場面
18坪の小型店舗でも高い坪効率を実現

なぜ人気なのに加盟店が増えないのか|認知度と今後の課題

これだけの好実績を出しているにもかかわらず、福よしのフランチャイズ加盟店はいまだにこの1店舗のみという状況です。番組内でも「これだけ良い数字が出ているのに、なぜ加盟希望者が集まらないのか」という疑問が投げかけられていました。

その背景には、ブランドとしての認知度がまだ十分に浸透していないという課題があるようです。実際に日経フランチャイズ展のようなイベントに出展し、来場者からの評判は非常に良かったものの、直営店の実績や好調な収益状況が加盟検討者に十分に伝わっていない現状があると指摘されています。良い商品・良い実績があっても、それを正しく届ける情報発信力がなければ加盟希望者は集まりにくいという、フランチャイズビジネスの難しさを象徴する事例と言えるでしょう。

直営店の実績が伝わっていない現状を語る場面
好実績にもかかわらず加盟希望者に情報が届いていない現状

他FCとの比較で見る初期費用の妥当性

初期費用の妥当性についても興味深いやり取りがありました。本部の社長が案内している標準的な初期費用は1500万円とされている一方、今回のオーナーは自身で内装工事などを手掛けたことで1100万円に抑えられたという経緯が明かされています。

この差額は、内装工事を自前で対応できるかどうかによる部分が大きく、一般的に自分で内装を手がけられない加盟希望者は1500万円程度を見込んでおいた方が現実的だとされています。1500万円という金額は決して安くはなく、飲食フランチャイズの中でもチャレンジできる層が限られてくる水準です。番組内でも「もう少し小さいコストで挑戦できる仕組みがあれば」という声が上がっており、今後の本部側の改善余地として注目されるポイントです。

本部社長が1500万円と案内している事情を説明する場面
標準的な初期費用1500万円と実質1100万円の差の背景

まとめ:とろけるハンバーグ福よしFCは今が狙い目な理由

今回の取材を通して見えてきたのは、とろけるハンバーグ福よしが「実績はあるのに、まだ広く知られていない」という、いわば伸びしろの大きいフランチャイズだということです。月商800万円、利益150万円という数字はすでに十分な説得力を持っており、しかも加盟店はまだこの1店舗のみという状況は、早期に参入することで先行者利益を得られる可能性を示唆しています。

もちろん、初期費用が1100万円から1500万円程度と決して小さな金額ではない点、そして加盟実績がまだ少なく比較対象が限られる点は、慎重に検討すべき材料です。一方で、冷凍納品によるロス削減や、店長に運営を任せられる体制など、オーナーの負担を抑えながら複数店舗展開を目指しやすい仕組みが整っている点は大きな魅力と言えるでしょう。番組では今後、2店舗目のオープンに密着する計画も語られており、このブランドの今後の展開からますます目が離せません。

2店舗目オープンの密着取材を約束するシーン
今後の2店舗目オープンにも注目が集まります